ウイルスがマスクを通り抜ける訳と予防方法・・・
2009/11/19 03時
インフルエンザは、くしゃみ、咳により空気中に放出されたウイルス粒子を鼻腔中に吸い込むことにより感染します。インフルエンザウイルスは直径約100nm(ナノ)の小さな粒子で、ときには1,000nm程の長糸状になります。いずれもマスク、ガーゼの隙間をくぐり抜けてしまい、マスクでは感染を防止することは不可能です。 喉の粘膜に吸着したウイルスはすぐに細胞に侵入するため、うがいは感染したウイルスを流すためにはあまり有効とは言えません。手洗いは付着したウイルスを洗い流し、体内への侵入を防ぐためには有効と考えられます。 また、鼻や目の周辺の粘膜からも進入します。したがって、マスクでの完全な予防は不可能なのです。 予防という考えからいくと、人間が持つ免疫力を強化するしかないのです。