日本屈指の漁場!久六島(きゅうろくじま)とは
2010/11/08 12時
久六島とは、秋田県八峰町八森と青森県の県境、沖合50キロほどにある孤島です。
海域が深く、100年以上前からアワビ漁やさざえ漁が行われており、
アワビは直径40cmを超えるものも捕れたそうです。
また対馬海流の流路にもなっており、大間に匹敵するマグロが釣れる日本屈指の漁場として知る人ぞ知る黄金の島として知られています。
島周辺では、北前船時代から海難事故が多発していたため、灯台を建設する事になりましたが、潮の流れが速く、時には高波により島の姿さえ消えることもありました。
この事業は、資材が流されるなど幾度の困難を極めたのですが、この悪条件下でも果敢に挑んだオーナーの手により無事灯台が建設されました。
それほどまでに人の出入りが厳しい環境下でたくましく育った魚介類は、地域の人々に極上の味といわしめるほどの食材となりました。