2018.5.1(火)その2。三種町長選挙公開討論会
2018/05/01 09時
※長文注意
能代青年会議所では選挙を通じ有権者一人ひとりが地域課題に対し当事者意識を持つことを目的に公開討論会を実施しています。
本年度は既に能代市長選挙の公開討論会は終え、本日は三種町での公開討論会となりました。
わたくしは受付担当であったため受付の隙間時間をフル活用。スマホにメモしたものを公開いたします。
※【ご注意】扉の隙間から聞こえたものをまとめたものです。一部または全然発言と違う部分もあるかもしれませんのであしからず。
■テーマ1:地域の誇れるところ、取り組むべく課題
三浦氏 ※誇れるところは聞こえず。『取り組む課題として高齢化社会。そしてCCSに注目したい。』※CCSとは二酸化炭素の回収、貯留の仕組みのこと。
田川氏 『豊かな地域資源として、じゅんさい、メロン、コメ、その他の農産物はもちろんのこと、石倉山公園、森岳温泉、そして教育では、球場や体育館などスポーツ環境も充実している。また課題として、安定した就労場所、資源を生かした産業や観光振興、働く場所の確保、高齢化社会、子育て環境の整備、過疎化は特に喫緊の課題である。また交通手段の確保、買い物難民対策、飲料水、特に災害時の対応、歩道の確保、河川改修、防災システムの構築、明るい職場づくりが必要である。』
三浦氏 『街を歩いていると4年前、8年前と比べ空き家が増えている。田川氏は空き家対策をどう考えるか』
田川氏 『空き家対策は急務である。空き家を使った定住移住対策、特に住宅密集地の空き家は解体等で支援、対応すべき』
田川氏 『CCSの技術はまだ研究レベルではないか』
三浦氏 『調査会社が三年ほど研究を続けている。経産省、環境省にも相談中であり実証実験中である。国では実証地区を全国3カ所に絞る段階のため該当となるよう推進したい』
■テーマ2:三種町の産業振興について
田川氏 『やはり強い農業が軸となる。JA、民間、直売者との連携を進め6次産業による付加価値の創出から加工産業の拡大、若者の定着に結びつくような取り組みを進めたい。減反が廃止され過渡期にある農業であるがしっかりと考えたい。また観光産業では、ダム(?)、石倉山、公園、ゴルフ場、テレトラックとの連携を通じ森岳温泉の充実や利便性の向上を図り検討していきたい。また企業の支援、制度の見直しも必要に応じて取組む。なお温泉では農業用温室への利用なども考えたい。関連して再生可能エネルギーについても研究していく。
三浦氏 『農業や商工業の振興はもとより、CCS、農業の担い手確保、圃場整備、基盤整備を取り組みたい。特に能代市でも盛んだが三種町でもネギが伸びている。ネギの園芸メガ団地の整備も含め、じゅんさいにも引き続き力をいれたい。また地場産業振興のため地域雇用活性化として地元雇用の採用や設備投資に助成していく。森岳温泉では東日本バスケ?による宿泊が増えており引き続き支援していく。』
田川氏 『森岳温泉の賑わいはどのように実現するのか?』
三浦氏 『まずはやれるところから。街路灯の交換で明るさの確保を。また上の山を参考にしたいのが健康ウォーキング。上の山では利用が増えたと聞いている。』
三浦氏 『加工産業の大規模化とは?』
田川氏 『スケールメリットを生かして、加工業者、JAさん、個々の民間との協議は必要と考える。民業を圧迫せずにじゅんさいなども盛り上げたい。具体策はこれから。』
■テーマ3:子育て環境、
三浦氏 『子供は町の宝である。不妊助成、高校生まで医療費無料、給食費第1子2子半額、第3子無料は継続する。また要望として雨や雪の日でも遊べる屋内施設が欲しいとの声が多い。子供の広場の開設も考えたい。さらには保育環境の充実も必要。』
田川氏 『学童保育、放課後クラブの点検と整備、施設があっても、遠い危険ではなく要望を解消していく。子育て世代の住環境を整備して負担を軽減したい。』
三浦氏 『保育園では待機者の解消が重要。保育士の確保はどのように?』
田川氏 『リタイヤした人材や時間にゆとりのある方の支援は必要。また子育てがひと段落した方からの支援も求めたい。』
田川氏 『児童公園、いわゆる子ども広場はどの辺に?』
三浦氏 『山本支所?(この辺は聞き取れず)農水省、解体ひろばの場所を想定している。横手のわいわい広場を参考にしたい。』
■テーマ4:三種の10年後のビジョン
田川氏 『100人に満たない出生数が続いているが、離れても帰ってきやすい環境制度づくりをしたい。また少子化による学校の統廃合は協議会をすぐに設け検討を進めたい。』
三浦氏 『すみよい住環境、災害に強いまちづくりとして、三種川の改修、みやばし?の橋脚修繕を進めている。
また高齢者の安心、老後生活支援として、地域包括ケアシステムの充実をさせる。さらには農業を成長産業として位置づける他、CCSの誘致や若者の定着を進める。子育て世代には若者定住促進住宅の助成をし、地域資源を生かした国の内外から選択されるまちづくり、行ってみたい三種町を目指す。』
田川氏 『住環境の整備では、どの程度の助成を考えているか』
三浦氏 『町営住宅は共働きには割りが合わない、自分で建てた方がよいと思われている。そこで例えば上限150万円として支援していきたい。』
三浦氏 『地元に残れるようにとは企業誘致か?地元産業支援か?広域圏でまかなう考えもあるが』
田川氏 『誘致が一番よいが現状をみると近隣市町との連携がいちばんの近道。三種町は大館市、北秋田市、能代市、秋田市にもアクセスの良い立地である。この立地を生かした対応をすべき。』
■まとめ
三浦氏 『合併から12年経過した。それぞれの地域文化の融合やバランスをみてきた。時代は過去に経験のしたことのない人口減少や高齢社会とすすむが、三種には先人が残した自然がある。たくさんのよいところ、地域資源があり、キラキラと輝けるまちを目指す。』
田川氏 『三種を考えるよいきっかけにもなっている。豊かで住みやすい町を目指す。これまでの人脈や経験を生かしていきたい。』
※上記メモは佐藤フィルターが掛かっているため解釈の相違、言葉に違いがある部分もあります。あくまで参考程度の速報です。近日中に能代JCから公式の動画がアップされるはずです。
お疲れ様でしたzzz