ようこそ先輩~卒業生の講話を聞いて~
2018/08/31 11時
こんにちは!スタッフの菊地です(#^^#)
最近寒くなってきたなぁと思い布団を出してきましたが、また暑くなり…と思えば、昨日は大館ではものすごい雨が降り…。とにかく気候や気温の変化が激しい時期だと思うので、皆さんも体調にはお気をつけてお過ごしください。
さて、先週の話になりますが、22日(水)にデイケアのプログラムで「ようこそ先輩」という活動がありました。菊地も参加させていただいたため、活動の様子や講話を聴いて考えたことを書こうと思います( *´艸`)
「ようこそ先輩」は今年初めて行われたプログラムです。デイケアやクリニック内の通信制高校で様々な活動を経て社会に出立された方を講師としてお招きしました。講話の中では様々な体験や想い、変わっていった自己の姿、これからの夢など、今デイケアに通っている若者にとって刺激になるお話をたくさんいただきました。
様々なお話の中で特に印象に残ったお話をいくつか紹介したいと思います。
まず、その方が進学を目指したときのお話です。
「不安と思っている暇がない程、忙しくしていました。」
という言葉がとても心に残りました。
これは、就労準備セミナーで僕も話してきた「不安な時こそ動く」ということに通ずる部分もあるのではないかと感じました。不安な気持ちから「怖くて動けない」ということは誰しもあるのではないかと思います。
今回の先輩のお話では「受験」といういわば「やるしかない状況」があり、「不安」よりも「やるしかないという気持ち」から行動が生まれたのではないかと思います。そんな状況を乗り越えた先輩の話は、デイケアの若者にとって非常に心強い言葉となったのではないでしょうか。
また、現実の厳しさというのも非常に勉強になるものでした。
「やりがいと労働契約は違う。」
という言葉が講話の中でありました。これには人それぞれ様々な考え方があると思いますが、僕なりに感じるところがあったので取り上げようと思います。
就労準備セミナーの中でも話しましたが、「やりたいこと」や「やりがい」を指針に仕事を選んでいくのはとても素晴らしいことだと思います。
ここで、覚えておかなければいけないなぁと思うのがどんな仕事にも「苦労」や「大変さ」はつきものだということです。自分が望んで就いた仕事にも思わぬ大変さがあるかもしれません。(仕事の内容であれ人間関係であれ)それを上回るだけの「やりがい」や「覚悟」というものをもつというのも仕事をしていく上で大切なんだなぁと改めて学ぶことができました。
そして今回のお話の中で何よりも強く感じたことが、「失敗や挫折と思ったことも、将来進んでくための財産になる」ということです。(これは以前のブログでもお話しました)
今回お話いただいた先輩も色々な挫折を経験しながらも、今新たな夢に向かって進んでいるそうです。長信田を巣立っていった先輩の生の声は若者達の心に響いたのではないかと思います。
自分も含めて、今回の講話を聴いた若者が先輩の言葉を吸収し、成長するきっかけにできればなぁと思います(*^_^*)
PS.
金足農業の活躍に熱いものを感じ、草野球に向けて10本ほどノックを受けたら足の皮がむけてしましました。31歳、身体に気を遣いながら頑張ります(笑)