力を抜く大切さ~キャッチボールから学びました~
2019/06/29 11時
こんにちは!スタッフの菊地です(#^^#)
最近は身体を動かしたくて草野球に積極的に参加しています!チームに貢献できているかは別問題ですが、野球を通して気付いたことを今日はブログに載せたいと思います(*^^)v
僕は小学校の頃から野球部に所属し、大学まで野球を続けていました。
仕事を始めてからも草野球のチームに所属し、現在も大館、能代、秋田市のチームでプレーさせてもらっています。
大好きな野球ですが、「嫌だなぁ」と思っていたことがあります…
それは
「緊張してしまうこと」です;つД`)
他の選手がどのくらい緊張しているかということは知る由もありませんが、とにかく緊張してしまいます。。。
高校時代なんかは、(自分では全然気付きませんでしたが)打席に向かうときは「やべぇ顔」になっていたそうです。
ベンチから「菊地ー!顔!顔!」と毎回言われ、無理に笑顔をつくると「目が笑ってない」と言われました( ;∀;)
そんな心境で打席に立つので、相手ピッチャーと対峙したときには「めっちゃ球速そう…打てる気がしない…」と恐怖や不安でいっぱいになり、結果、練習の成果を発揮することはできません。
キャッチボールもそうです。
「相手の胸にいい球を投げないと!」思うあまり全身に余計な力が入り、フォームも崩れ、まったくいい球を投げることができません。
そのうちにフォームがどんどんおかしくなり、いつからか投げることが怖くなっていました(+o+)
(キャッチボールをやっているときが一番辛かったかもしれません)
強い緊張感に襲われながらも、野球は好きだったので続けてきました(>_<)
しかし、そんな自分にも転機が訪れます。
それは、春に草野球の練習に参加していたときのことです。
いつも通りキャッチボールを始め、相手は中学の同級生(キャッチャーで肩が強い)でした。
最初は近い距離で肩をならすため、お互い軽----く投げていました。(軽く投げるとフォームは崩れません)
そのうち距離が離れていき、他の選手はビュンビュン速い球を投げ始めました。
でもその強肩の彼はお喋りをしながら、ゆーーーーっくり山なりの球を投げています。
それを見て
「これだ!!!」
と衝撃を受けました!!
何が「これだ!!!」と思ったのかというと、
「別に速い球を投げなくても、山なりでもちゃんと届いているからいいじゃん!!( ゚Д゚)」
ということです。
速い球を投げることがいいと思っていた今までの自分にはない考え方でした。
試しに自分も彼に合わせて山なりの球を投げてみると、フォームが崩れません。
力が抜けているので、楽に投げることができます。
15年くらいの間投げ方をからかわれたり、「イップス(動作障害)だろ」と言われ続けてきた自分にとっては涙が出るほど嬉しい感覚でした(*ノωノ)
たかがキャッチボールでの一場面でしたが、自分の世界がガラッと変わったような感覚で、それ以来、今までよりと野球をするのが楽しくなっています(*^-^*)
今回のブログで何を言いたいかというと、自分にとって
「能力を発揮する=力を入れて取り組む」
ことではなく
「能力を発揮する=いかに力を抜けるか」
だったということです!
これは自分にとって画期的な考え方で、色んなことに通じています。
全力で、一生懸命やることを当然のようによしとしてきましたが、その価値観がだいぶ変わったような気がしています。
例えば仕事の会議においても、「意見を言わなきゃ!」と思うほど気持ちはどんどん焦り、何も浮かばずさらに悪循環に入っていきます。
ですが「まぁ思いついたら言えばいいや」くらいの感覚でいると、余計な焦りはなくなり頭はスムーズに回転してくれます。
何か提出物を作成するときも「100%のものを作らなきゃ!」ではなく「60%でいいからまず出そう」と思うことで力が抜け、アイディアも浮かんできます。
さらに言うと、
「緊張してもしなくてもやることは同じ」
だったらできるだけ自分の能力は発揮できた方がいいですよね!
だから自分はなるべく力を抜くことを意識します。
かなり長くなってしまいましたが、怖い、不安、緊張などマイナスの感情によってせっかくもっている能力を発揮いないのは非常にもったいないなぁと思います(*´Д`)
みなさんも(特に緊張しやすい人は)「ちゃんとやらなきゃ!」という考えを思い切って捨てて、能力を発揮できる工夫をしてみてくださいね(∩´∀`)∩
P.S
この文章を書くのにめっちゃ力が入ってしまいました。