高畠町屋内遊戯場「もっくる」に学ぶ木育環境の整備
2020/01/29 11時
山形県の高畠町に子供向けの木育施設があるとのことで、パンフレットを頂戴しました。
施設の説明では、「廃校となった旧高畠第四中学校の体育館を改築して屋内遊戯場としてリノベーション。町産木材をふんだんに使用し、季節や天候を気にすることなく遊ぶことができる木育施設です。〜」とあり、親しまれてきた校舎活用の良例として受け止めたところであります。
JR高畠駅から徒歩10分の好立地ともあり、地域での利用も好調とのこと。
公式サイトでは、令和元年7月26日にオープンして以来、早くも来場者5万人を突破したとの記事もあります。
では、費用について調べてみました。
・建築工事 2億5,380万円+補正約513万円 小計 2億5,893万円
・機械設備工事 6,966万円+補正約435万円 小計 7,431万円
・電気工事 6,264万円
総計 3億9,588万円
※会議録で調べた合計となります。実際の金額とズレが生じている可能性もあります。
魅力的な施設でありますが、旧校舎の改修に約4億近い財源と、別途運営にかかわる費用が発生しています。
個人的には能代市においても、木都としてのアピール&子育て世代の支援を兼ねて整備するものも良いかと思います。
しかし4億円+運営費となると財布の紐が厳しい私目線では、すんなり認められないですね。
例えばテナントスペースも併用して、運営費の捻出など一工夫が必要かと思います。
春になったらこちらの施設を視察して参ります。