能代市ふるさと納税の推移と課題
2020/02/19 03時
2月臨時議会でも補正予算がつき、年度規模で1億円超えがいよいよ目前とせまっておりますが、
これまで経緯も含め再確認していきます。
直近のデータでは、
H27年度 1,822件 36,201,666円
H28年度 1,686件 42,009,240円
H29年度 2,083件 63,899,000円
H30年度 1,737件 46,434,462円
R1年度 4,410件 93,315,796円
と今期は特に伸びが著しく県内他市の上位と比べても追いつけ追い越せの勢いで経過しております。
一方、参加者の傾向は
H27年度 29者
H28年度 48者
H29年度 59者
H30年度 63者
R1年度 69者
と確実に参加者も伸びております。これにより必然的にアイテム数も増え、年度末には郵便局との高齢者の見守りサービスも追加され、
多様なニーズに答えていく準備が整いつつあります。
個人的にもこのふるさと納税制度については、都市部から地方への財源移動に有用であると捉えています。
ただ都市部では財源流出が増加の一方ともあり、東京都もいよいよ参戦するなど競争が激化する装いをみせております。
また今年度は年末の駆け込み需要も踏まえ、担当職員も相当ご苦労させたかと思われます。
今後の課題として、
1)直営でふるさと納税の事務を担当していくことがベターなのか
2)参加者、アイテム増に向けての周知
3)新商品開発への啓蒙啓発
4)露出を増やしさらなる件数増加
5)モノに加えて、サービスの充実も(見守り、墓じまい、配食サービスなど)
県内でも10億円に達しようとする自治体もございます。
ローカルの魅力を全面に、制度をフル活用していただくよう、行政と民間に私からもアピールしていきたいと思います。