令和8年稼働予定の一般廃棄物処理施設事業
2020/06/12 10時
能代市、八峰町、三種町、藤里町で構成される能代山本広域市町村圏組合では主に消防やゴミ処理等を所管しています。
組合議員は上記4市町の地方議員から選出された議員により構成されており、わたしも4年ぶり2度めの派遣となります。
私が最も慎重に審議をすすめたいのが、画像にある『新たに計画される一般廃棄物処理施設』であります。ざっくりお伝えすると現在のゴミ処理施設が老朽化により新設が必要となるのですが、事業費100億円を超えると言われる多額の費用が必要なる見込みです。各自治体ともコロナ対応により財政調整基金(自治体の貯金)を経済対策として還元し目減りしている中、どのように多額の事業費を捻出するのか不透明であります。
また4年前から言い続けていたゴミ処理の広域対応による合理化であります。周辺地域ではまだ新しい処理施設もあり、新設時が利用ピークとなる大型事業は地域に必要かどうかも議論の遡上にあがるべきです。
ただ上記論点も昨今の災害時のゴミ処理問題、いわゆるゲリラ豪雨のように瞬間的に需要が増加する恐れも考慮する必要があり、全く必要ではないとも言い切れません。
実務のプロである行政職員としっかりと確認協議を進めらながら後世にわたって必要であったと言われるよう審査をしていきます。