小さな一歩
2020/08/22 04時
こんにちは!三浦です☆彡
やっと夏らしくなったかと思いましたが、秋田は夕方になれば涼しくなり、夜になれば虫たちの大合唱です。
もう秋なんですね。
稲穂もだいぶ垂れ下がってきました。
9月になれば稲刈りです。
早い・・・
自粛、自粛でなんだか窮屈な感じですが、行動できるところは動いて行きましょう。
就労支援センターでは、まだアルバイトをする自信がないという人のためのボランティア活動があります。
今回、森岳にある「ワニさんマーケット」というお店でボランティアをさせていただきました。
2人のDCメンバーが参加しました。
参加者のSさんは、アルバイトの経験もなく、少人数でのボランティアに参加するのが初めてでかなり緊張していました。
しかし、鰐田さんの優しい話し方や、物腰の柔らかさで緊張が和らいでいきました。
最初は鰐田さんのお話を聞かせていただきました。
鰐田さんは森岳でリンゴ農園でリンゴを栽培しながら、最近はお店も始められたのです。
実は、鰐田さんは森岳のご出身ではありません。
どのような経緯で森岳に来たのか。
リンゴだけでなく、なぜお店を開店させたのか。
どんなお話が聞けるのか楽しみでした。
学生時代、社会人になってからの挫折や、苦悩。
そこから乗り越えて、またチャレンジしての繰り返しだったそうです。
「自分は人の意見を素直に受け入れられな性格なので、突っ走ってきてしまった。それで後悔をしたこともあったけど、そのおかげで今がある」
「とにかく動くこと。闇雲に動くのではなく、今何が大事か考えること」
「失敗なんてないと思っている。死ぬとき良い人生だったと思うことが目標。最近は何かトラブルがあると『やったー』とワクワクしてくる。今度はどう乗り越えようか考えるのが楽しみ」
私も目から鱗でした(@_@)
参加した2人も、今までにない発想に驚いていました。
何もトラブルなく過ごしてもそれ以上にはならない。
そのトラブルをどうしたら解決するのか考えて、それが好転したときが一番うれしいとも仰っていました。
1時間の予定でしたが、参加者の質問なども入り、1時間15分ほどお話していただきました。
申し訳ないことにボランティアの作業が短くなってしまいましたが、2人とも頑張ってくれました。
最初はダンボールを細かくしてまとめる作業。
次は商品を置くワゴンの装飾を任されました。
ワゴンの横の部分に木片を貼り付けていきます。
2人とも一心不乱に木片を貼り付けていました。
このデコボコしている感じがいいそうです。
充実した時間はあっという間でした。
2人にとってかなり刺激になったと思います。
9月になったらリンゴの収穫をぜひ手伝ってほしいと言われ、2人とも嬉しそうでした。
ボランティアに参加できたこと。
鰐田さんのお話を聴けたこと。
小さな一歩ですが、自信になったと思います。
この自信を積み重ねていつか就労に繋がればと思いました。
失敗を恐れずチャレンジしていこう(^o^)丿