大阪都構想否決に思う
2020/11/02 11時
昨日11月1日に5年前に否決となった実質2度目の”都構想”住民投票が行われ、
賛成675,829 反対692,996により反対多数となり再び否決の結果となりました。
都構想は大阪維新の会が掲げる一丁目一番地の政策であり、大儀であり、推進力でありました。
日本維新の会の一般党員である私は支部を統括する立場にはありませんが、二重行政の無駄を
恒久的に維持するための制度改革には大いに賛成であり、昨夜の結果には無念でなりません。
しかしながら首長選挙や国政等選挙において大阪では絶大な支持を得ていた維新だけに、
維新の政治活動は認められるものの、大阪市は残したまま改革を進めてほしいとの現れだと感じました。
投票結果は最も尊重されなければいけません。
今回は賛否がほぼ同数であったため、たとえ賛成多数となってもなんらかの配慮は必要になっていたはずです。
しかし負けてしまいました。
大阪を地方と呼ぶにはおこがましいですが、地方からの改革に賛同する私としても非常に残念であり、
全国でこれから政治を志そうとする者にも少なからず影響はあろうかと思います。
昨夜の会見では結果を受け松井一郎代表が、任期をもって政治家を引退する旨の発言がありました。
ご承知のとおり5年前の投票では、政界は橋下徹氏を失うことになりました。
吉村知事ほか他の党員や支援してくださる方々の情熱の灯火が心配でなりません。
持ちつ持たれつの大阪であってほしかった、ただの私の願望です。
私は市議会議員として地元能代市への貢献のモチベーションとして維新の躍進があったのは間違いありません。
いつまでもおんぶにだっこであってはいけないのは理解するものの、少しばかり気持ちの落ち込みが続くことをご容赦ください。
1日も早く気持ちを切り替え、能代市のより良い在り方を求めて邁進いたします。