大学で何を学ぶか
2020/12/05 05時
こんにちは!三浦です☆彡
冬の使者、白鳥達が飛来してきました。
そうなると「本格的な冬」の始まりです。
まだ積もっていませんが、雪もチラホラ降ってきました。
寒くなるのは嫌なのですが、春を待つ楽しみもあります(^_-)-☆
さて、今日は「大学で何を学ぶか」について書いていきたいと思います。
こんな私が意見するようなことではないのですが、大人として、母として書いていこうと思います。
この時期になると受験の声が聞こえてきますね。
今年度から大学入試センター試験が廃止され、大学共通テストになるようです。
どんなことでも過渡期は大変です。
受験生には頑張ってもらいたいです。
長信田の森のデイケアメンバーにも大学進学を考えている人たちがいます。
いろいろ話を聞いていると
大学に入れさえすれば後は何とかなる!
と考えて、いる人が多いと感じます。
専門的な資格や、そのための受験資格のために大学に行って勉強する!のであればそれは行かないとね、となりますが、何故その大学に行きたいのかと聞くと「う~ん・・・なんとなく・・・」や「みんなが行くから・・・」という返答。
それでいいのか!
こんな偉そうに言っていますが、私が高校生のとき、そこまで考えて大学を目指したかと言われれば・・・そうではなかったです。
今や高校卒業後の大学進学率は50%を超えているそうです。
2人に1人は進学しているんですね。
大学進学は当たり前に時代になっています。
では大学に進学するメリットは何でしょうか?
・専門的な勉強ができる
・自由な時間がある
・就職に有利
・社会的信用
先ほども書いたように、専門的な仕事を目指すのであれば大学で勉強しなくてはいけないでしょう。
日本の大企業といわれる会社は大卒しか採用しないところもあるので、大企業に就職を考えているならば大学に進学しなければいけませんね。
そして日本の社会は、どこまでかはわかりませんが「大学卒業しています」というだけで社会的信用が高まると感じます。
どれも大切だと思いますが、私は「自由な時間がある」ということが一番ではないかと考えます。
専門性の高い大学で勉強している人からは「自由な時間なんてない」と怒られそうですが、大概の大学生はこの「自由な時間」を「暇」と思ってしまっているのではないでしょうか。
強制的に授業があった高校までの授業と打って変わって、自分で勉強したいことを選択し、授業に出て単位を取らなくてはならない。
この選択で、つまづいてしまう人もかなりいます。
自由は一見楽しそうですが、自分で考え、行動していくことが意外と大変だったりします。
だからこそこの自由な時間を有効に使ってほしいです。
たくさんの人達と交流し、色々な価値観に触れ、自分の価値観を磨いていってほしいです。
コロナで留学は難しいですが、異文化に触れて、人間性を深めてほしいです。
長い人生、学生時代はとても短いです。
卒業してからのほうが何十年も続きます。
その何十年を充実したものにするために、大学生活で色々経験してほしいです。
アルバイトばかりして・・・と嘆いている保護者の方もいらっしゃいますが、それも社会経験の1つと思えば、大切な自由時間の使い方ですよね。
夢がなければ大学に行くなとは言いません。
無駄な経験は1つもないと思っています。
高い授業料を払い、4年という時間を使ってどう過ごしていくか。
本人次第です。
たくさんのものに興味を持ち、経験して、社会に出てほしいです。