【秋田県、実態調査でひきこもり987人】
2021/04/08 11時
県がひきこもりの実態調査の結果を公表しました。
対象は15歳〜64歳で、仕事や学校に行かず家庭の以外の人との交流をほとんどせずに6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態の方などの実態を調査。
調査は全県の民生委員や児童委員3,267人が行い、1,962人から回収できたとのことです。(なぜ100%でないのでしょうか…)
調査結果は、
987人のうち男性が726人の73%、年代は10代35人、20代111人、30代222人、40代258人、50代187人、60代82人となっています。
ひとり暮らしは123人、それ以外は同居の家族と過ごし、全体の57.8%が買い物程度の外出はするとのことです。
ひきこもり期間は10年以上が最も多い42.7%、経緯では「不明」が多く、疾病や病気、仕事のつまづき、不登校の割合が多い傾向です。特に10代〜30代は不登校が原因となることが多いようです。
その他詳細についてはリンクの県サイトを御覧ください。
リンク:ひきこもりに関する実態調査について
今回の調査の回収率が59%であり仮に100%と仮定すると1,672人の実数も推測されます。県がどれだけ本気で取組のか注視と要求を行っていきます。