講演会【中国木材株式会社能代新工場】
2021/07/09 05時
2021年7月9日(金)プラザ都
5/7に能代市と企業進出関連にかかる基本協定を締結した中国木材株式会社でありますが本日は新工場概要と地域貢献、秋田県における林業の現状等について講演がありました。
企業説明には中国木材株式会社 取締役生産本部長兼経営企画本部長の石橋正浩氏が、県内の林業の開設には林野庁OBである一般社団法人日本森林林業振興会より木村大助氏より講話いただきました。
気になったポイントは次のとおりです。詳しくは明日の地元紙を御覧ください。
・輸入ベイマツ中心の製材してきたが国産材の割合を高めている
・年間約220万立米の丸太を製材
・年商1200円規模
・能代新工場は全国6番目の拠点として米代川流域を活性化させる
・180人規模の就労のうち140人は地元雇用としたい。
・来春卒業の地元高校生から採用をはじめ1年半の研修後、能代勤務を想定
・工場はほぼオートメーション化している。
・再造林が重要と考え少しでも所有者に還元できる仕組みを考えたい
・能代進出は「港」「広大な敷地」「バイオマスに使用する工業用水の確保」「地元雇用」への条件が整ったため決定した
・未利用材の受け入れ。場合によってはキズ材、大径木、虫食い材も受け入れたい
・競合他社の引き抜きはしない
質問では木材関係者からのプロ目線の質疑が飛び交いましたが石橋様の真摯な対応によい企業が能代を選んでくれたとホッとしました。実稼働は少し先ですが進出をきっかけに地元企業にも切磋琢磨する環境が生まれることを期待します。
うまく表現できませんがインパクトがありすぎて今とはまったく違う能代が訪れるかもしれませんね。