全国若手市議会議員の会研修・あいとうふくしモールの取り組み(2019.7.2)
2019/07/09 09時
報告が遅くなりましたが7/1-2で訪れた滋賀県東近江市での視察内容です。
視察先『あいとうふくしモール』では地域の困りごとを柔軟に対応していく福祉エリア郡を形成しており、『福祉支援型の農家レストラン』、『高齢者施設(通所等)』、『就労支援施設』の3つを主軸に運営されています。
相互に必要な食材、薪(エネルギー)、労働力などを連携しコンパクトな経済圏が生まれています。これにより地域の里山の保全のほか、高齢者の生きがい・役割、必要とする介助がうまくマッチングし【自給と循環】を見事に体現したエリアでありました。
その他、地域のコミュニティの拠点として『ほんなら堂(Do)』の取り組みをご紹介いただきました。ここでは生活支援を目的に、登録制度のサポーターが利用者のちょっとした頼み事(おつかい、同行等)を有料で対応するものであります。
今回視察させていただき、かねてから描いていた若年層版の福祉エリアの構想がまた具体化した気がします。
特にほんなら堂のサポーター制度は、地域の空き労働力の活用、買い物や交通難民の一助になりえます。
企画随行していただきました 戸嶋東近江市議、ありがとうございました。