ケアラー支援にも配慮した地域共生社会を
2022/12/14 12時
12月13日は秋田県ケアラー支援・普及啓発事業として、令和4年度ケアラー支援普及啓発セミナーが開かれオンラインにて参加いたしました。
当事業はケアラーいわゆる介護を受ける人ではなく”する人”を支える社会を目指して理解と周知を図る事業です。
今回、私も所属する能代市家族介護者の集い・ドリームの会の川尻会長がシンポジウムに登壇するとのことで拝聴いたしました。
前段では一般社団法人日本ケアラー連盟の山口理事から、秋田版ケアラー支援についてご講話いただき、今後の日本を取り巻くケアラー事情や世界での先進事例をご紹介いただきました。
中でも印象に残ったのが、全国にはケアラーを支援する条例が各地で広がり始めていること、また現在の制度ではまだまだケアラー支援が曖昧で高齢化が進行する日本においては国家戦略や立法による体制づくりが必要であることを知りました。
ケアラー支援に関する地方独自の条例では、埼玉県で2020年3月に制定されたことを始め少しずつ広がりを見せているようです。ここは更に深堀りして調査をしてみます。
また世界的な傾向としては「グローバルケアリンクの状況に関するレポート」をご紹介いただいたので、こちらも合わせて調べてみます。
どんなところで思わぬ収穫があるかわかりません。引き続き足を使う、オンラインによる情報収集を怠らず、自身の政策をブラッシュアップしていこうと思います。
ラン&ガン!!