『大関松男氏講演会』外国人観光客で旅館を繁盛店にした取組みの実例を聞こう!
2017/12/11 10時
でらっと20号です(・◇・)ゞ
いよいよ寒くなり、冷え込む日が続きそうです。
皆さま、どうぞご自愛ください。
12月7日(木) 、長野県の湯田中温泉「清風荘」専務の大関松男さんを講師にお迎えし
『外国人観光客で旅館を繁盛店にした取組みの実例を聞こう!』と題した講演会が
能代温泉湯らくの宿のしろで開かれ、約50人の方々が聴講されました。
清風荘は、信州・湯田中温泉にある旅館で、2007年秋より外国人観光客を受け入れ
今では年間で7割が外国人のお客様、というお宿です。
近くには、世界的に有名な、露天風呂に入る野生のお猿さんが見られる
「地獄谷野猿公苑」があります。
(画像:信州・湯田中温泉 清風荘HPよりお借りしました)
この露天風呂に浸かる「スノーモンキー」を一目見ようと
清風荘には海外から多くの観光客が訪れています。
(画像:地獄谷野猿公苑HPよりお借りしました)
外国人のお客様受け入れに際して…
・最低限の準備で
日本の日常を見たいと思って来ているので、
受入れ側が考えすぎないほうがよいのでは
地域一丸となって、準備よりも、まずは集客
・宿泊代の支払い
清風荘は、現金払いのみです! (゚∇゚ ;)エッ!?
カードで支払うつもりで来たお客様は、清風荘ちかくのセブンイレブンにご案内し
現金で支払ってもらう ↑「Go セブンイレブン!」by 大関さん
・Wi-Fi環境を整える
スマホやタブレットが普及し、ほとんどのお客様がメールのチェックやSNSを利用
そのため、清風荘では、紙媒体の地図やレストランガイドが
要らなくなりました w(゚o゚)w オオー!
・インバウンド(外国人が日本を訪れる旅行のこと)こそインターネットで
SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を活用
→お客様のSNSをフォローし、国内での旅行動向を調査
SNSの外国人の口コミは、評価ではなく、画面の向こうのユーザーへの
旅のレポート提出作業=地域の紹介もお客様がしてくれる
・旅行ブロガー(旅をしながら自身の経験をブログで発信する人)の活用
旅行ブロガーの登場=旅行情報の発信源からコンサルタントのような存在
清風荘では、ブロガーに、常に情報を発信し続けていらっしゃいます!
(外国語ができなくても翻訳の文章と写真で)
他にも、大関さんご自身の経験と現在取り組まれていることを
こと細かに、私たちに伝えてくださいました!
しかし何より、各お店の奮起こそが大事とのことです!
とっても為になる、熱い思いが伝わるお話を聞かせていただき
本当にありがとうございました<(_ _)>
【お問合せ】
主催:NPO法人能代観光協会
電話:0185-88-8802
FAX:0185-88-8803