過去の自分と向き合う。そしてこれからを考える。~青年の主張~
2019/02/02 04時
こんにちは!スタッフの菊地です(‘◇’)ゞ
今回のブログでは、1月29日(土)にデイケアで行われた、「青年の主張」という行事についてお話したいと思います!
この「青年の主張」という行事は毎年1月の終わりに開催されるもので、長信田の森デイケアに通う若者が自分の過去と向き合い、どういう想いでここまで過ごしてきたのか、これから自分はどうなっていきたいのかを発表し合うものです。
これを読んでくださっている方々1人1人にも様々なエピソードがあると思いますし、中には人にはなかなか話せないような辛く、悲しい出来事もあるのかもしれません。
今回の「青年の主張」においても、それぞれの若者が、自分の辛かった過去を勇気をもって皆の前で発表してくれました。自分の過去、弱い部分を人前でさらけ出すということは、とても怖いことです。「こんなことを発表したら、皆からどう思われるだろう…」と思ってしまうのは当然のことです。
菊地がこの「青年の主張」に参加させていただくのは2回目になりますが、それぞれの若者の過去のエピソードや想いを聞く度に、それぞれの苦しみや辛さに触れ、胸が締め付けられるような感じがします。
しかし、それと同時に、それぞれの若者が抱えている辛く、苦しい過去には本当に大きな意味があるのではないかと思います!(#^^#)
よく「悔しさをバネにして」「悔しい経験を糧にして」という言葉は耳にすると思います。
自分自身のことを振り返ってみても、確かに悔しい想いや惨めな想いをしたことはあります。しかし、それを今でももち続けて行動できているかと聞かれると、どこかその想いを忘れている部分もある気がします。
今回の「青年の主張」の発表を聴いていると、若者達は過去の辛い経験や惨めな想いをしっかりと力に換えられているんだなと実感しました(*^-^*)
過去に経験した惨めさを原動力に「変わりたい」と心の底から思い、様々な活動を通して成長していく若者の姿には本当に驚かされます。過去の辛い経験があるからこそ、変われたと感じた瞬間の喜びは人一倍ではないかと思います(∩´∀`)∩
そして、若者の発表の中にはこれからの希望を語る者も数多くいました。
何も考えられなかった時間を過ごしてきたからこそ、自分の意志で決めた将来は強く、太いように思えます。
そして、将来に向かって進む覚悟というものにも力強さを感じました!
過去の辛い経験を語る若者これからの希望について語る若者の声は明るく、自身に満ちているようでした!(*^^)v
まだ、自分に自信がなく、明確な目標をもてない者もいます。ですが、今回の「青年を主張」でしっかり自分と向き合えたことは大きなチャンスになったのではないでしょうか。
他の人の考え方や想いに響き、小さな目標からでも着実に達成して、変わっていく喜びを噛みしめて欲しいと思います!(^^)!
また、変わっていく過程で「仲間」の姿にもたくさん共感し、色んなことを吸収し合って欲しいと思います!自分も今回の若者の発表から色んなことを学び、勇気をもらい、自分自身のことも振り返るいい機会をもらったと思っています(>_<)
若者の成長を見守りながら、自分自身も成長できるよう改めて頑張ろうと思える一日でした!( *´艸`)
P.S
振り返るのも恥ずかしい過去には、ふたをしておくことにします(笑)