自ら動いたその先に
2021/02/06 05時
こんにちは!三浦です☆彡
春が近づくと、秋田の天気は数分で目まぐるしく変わります。
空が真っ暗になり吹雪いていたかと思うと、急に青空になり太陽が眩しくなったりします。
今も太陽が出ていたのに、あられが降り出しました。
こうして春が少しずつやってくるんです(*^。^*)
春といえば卒業。
今年も長信田の森を巣立っていく若者が何人かいます。
その中に小学生の学習支援のサポーターを頑張ってくれたAさんがいます。
補足です。
私達子ども若者総合相談センターでは、三種町からの依頼で、現在3つの小学校で放課後学習支援を開催しています。
そこにDCメンバーをサポーターとしてお手伝いしてもらっています。
話戻って。
最初Aさんに小学生の学習支援のサポーターをお願いしたとき、不安があったと思います。
人に教えたことがない、自分にできるのか・・・
それでもAさんはサポーターを引き受けてくれました。
全て試行錯誤の中、小学生と少しずつ仲良くなり、信頼関係が出来て、頼られる存在になりました。
毎週月曜日、小学校に行くと
「A先生!今日算数のプリントが宿題なんだよ。わかんないんだよね。教えて!」
と、教室に入るなり明るい元気な声が響きます。
小学生と言っても高学年対象にしているので難しい問題もあります。教える側もドキッとします。
教えることは難しいですよね。
以前のブログでアウトプットをした方がいいと書きましたが、まさしく人に教えることは究極のアウトプット方法です。
本当に理解していなければ教えることはできません。
この子にどうやって教えたらわかってくれるだろう?
こっちのやり方がわからなかったら、こっちで試してみるか!
声掛けはどうしたらいい?
などなど、とても悩むことがあります。その解消として学習支援勉強会を開いたこともありました。
1週間の内の1日しか開催しない学習支援ですが、少しでも力になればと私達なりに工夫しました。
そんな甲斐あってか参加してくれる子ども達も増え、どの学校の子どもも楽しみに参加してくれています。
そんなふれあいの中、Aさんは「教員」に興味を持ったようです。
長信田の森に来た時から大学進学は目指していたようですが、本当にやりたいことはなかったと話してくれました。
小学生と関わることで、子ども達の無垢な心に触れ、輝く目を見たとき彼は変わっていったのだと思います。
これからは教員免許が取れる大学を目指すそうです。
彼もこのままではいけないと長信田の森に来ました。
1年半ここで生活し、現実を突きつけられたり、心が折れかかったことがあったと思います。
しかし、今では自信を持って行動しています。
それは自ら考え、動き続けたからこそ見えた世界だと思います。
自分の目指すところがわかれば、そこに突き進んで行けばいいので、闇雲に頑張らなくてよくなります。
やりたいことがない、わからないと言う若者がたくさんいます。
口先なら何だって言えます。
思っていても行動しないのは何もしていないのと同じです。
不安や怖さは必ずあります。
それでも動いていかなければ道は開いていけません。
と書きながら三浦自分自身にも「喝」を入れないと
改めて思うのでした\(◎o◎)/!
長信田の森に来て、子ども達から教わること、改めて感じること多いです。
今更ながら
ありがとう<m(__)m>