令和3年6月定例会 一般質問2日目所感
2021/06/16 06時
おはようございます。
今朝も爽快なグラデーションの青空です。朝の涼しい風も心地よい。
さて能代市議会6月定例会ですが、同僚議員の一般質問のうち、気になった項目から私なりの所感です。
■企業版ふるさと納税について(安井英章議員)
→以前から強く求めていたことが実現してきました。ようやくスタートラインです。以後は、市にゆかりのある企業や誘致企業、再エネ関連の企業へもPRしていきたいとのことで、寄付を行う企業にもメリットがあり、自由度の高い財源として市民サービスの拡大も期待できます。
■北高跡地の利活用について(渡辺優子議員)
→再質問で北秋田市の市民交流施設「コムコミ」を例に整備の有用性をお伝えし、市長もそれに応える形で話が進みました。ただ私は以前、北高跡地は秀逸な案がない限り、高台更地の地の利を生かし車中避難場所として残し、箱物建設には反対しております。今も基本は変わりません。縮小社会の中、かつ一方では公共施設の削減を進める中、既に類似の機能を持つハコモノには反対です。
■不妊治療への対応について(渡辺優子議員)
→にんよう性の検査にかかる無料クーポン配布の考えについて、市長もぜひ進めたいとの意向を示されました。前日の私からの子宮頸がんワクチンの対象年齢を過ぎた方への対応は「国の動向を注視する」の一言です。この差は一体・・・。検診は当然に必要です。しかし子宮頸がんワクチンではそもそもウイルスに対抗できるように、不要な摘出などを避けるように行われるものであり、それを市が主体的に考えないとした答弁には驚きました。私の説明不足が最たる原因です。。。
■農業技術センターの機能強化(小林秀彦議員)
→一例として能代西高跡地の活用を示されました。ただ今後、市が寄付を受けるのではなく、県主導において専門職の派遣や例えば県立大学の一機関として設置されることを望みます。
■洋上風力打設音に対する今後(小林秀彦議員)
→私も初めて知りましたが、国内初の建設工事のため騒音に対する法的根拠がなく、取り急ぎ騒音規制法における敷地境界内において85デシベルを超えないようにしているとのことです。
必要に応じて条例化整備の話に発展していました。これは必要と考えます。議員間でも協議すべき課題と感じています。
■認知症に対する不安のないまちづくり推進条例の検討を(安岡明雄議員)
→大賛成です。増え続ける認証症に町あげて理解と対応をしていく理念と役割分担を示すものです。昨今はヤングケアラーなど新たな課題も明るみになり高齢者福祉は一層複雑多様化しています。早めの意識醸成と体制づくりには賛同いたします。
先輩議員の質問は学び多き時間となっております。日々研鑽、俯瞰力をつけ各種課題に取り組んで参ります。