仕事でのストレスを我慢することの5つのデメリットとは?
2022/02/19 06時
あなたは仕事でのストレスがありますか?
どんな人でも大なり小なりストレスがあるはずです。
ストレスといっても悪いものばかりではありません。
程よい緊張感は仕事でのパフォーマンスを向上してくれます。
しかし、過度なストレスは危険です。
我慢できてしまう些細なストレスでも、塵も積もれば山となるでいつか大きな問題となってしまいます。
今回は、そんな仕事でのストレスを我慢することの5つのデメリットを紹介していきます。
デメリット1:集中力が無くなる
ストレスを我慢することによるデメリットその1は、集中力が無くなることです。
仕事をする上で、集中力は大事ですよね。
ストレスを我慢し続けてしまうと、この大事な集中力を続け辛くなってしまいます。
その理由は脳の萎縮です。
ストレスがかかると脳にものすごい負担が掛かってしまいます。それが続くと脳が疲弊し、集中が続かなくなってしまうのです。
友人のAさんは隣のデスクの物音がストレスだったそうです。
乱暴に机を開け閉めしたり、大声で電話をしたりととても気になっていたそうです。
「周りはなにも言わないし、自分が我慢してればいいと思ったんだよね。でもいつの間にか物音に気がいっちゃってパソコンに向かってもまったく集中できなくなっちゃったんだ」
Aさんのように自分が我慢すればいい、と思うのは危険信号です。
あなたが「いやだな」と思うことは、周囲も同じように思っていることがあります。
そんな時は周囲の人にそれとなく聞いてみましょう。
あなた1人の言うことよりも、大勢の言葉の方が人を動かすでしょう。
我慢を続けると脳に常に負荷がかかり、脳が萎縮してしまいます。
そうすると1つのことに集中することが難しくなってしまうのです。
デメリット2:やりがいを感じなくなる
ストレスを我慢することによるデメリットその2は、やりがいを感じなくなることです。
あなたは最近、仕事が楽しいと感じていますか?
この機会に考えてみましょう。
いつの間にか仕事が楽しく感じなくなることもあります。
新しい仕事に緊張している時や、仕事に慣れてきて単調に思えてきたりなどですね。
ストレスは身体にも不調として現れてきますが、心の面にも影響してきます。
それほど気にかけなければならない部分なのです。
デメリット3:今までできていたことができなくなる
ストレスを我慢することによるデメリットその3は、今までできていたことができなくなることです。
ストレスによって脳が萎縮した結果、簡単な作業もできなくなってしまうことがあるのです。
友人のMさんも、ストレスを我慢し続けた結果、いつものことができなくなったことがあるそうです。
「いつもなら5分でできる作業が、10分15分掛かったんだよね。これはおかしいぞ、となる前になんて自分はダメなんだって思っちゃってたな。今思うとあのころはストレスが限界近かったんだろうな」
もしもあなたが自分の作業が遅くてイラついたりしていたら、ストレスを抱えていないかチェックしてみてください。
もしかしたら、ストレスによってあなたの能力が発揮できていない可能性があります。
デメリット4:体調が悪くなる
ストレスを我慢することによるデメリットその4は、体調が悪くなることです。
胃痛、頭痛、不眠などさまざまです。
これらの症状は心からのサインです。
それがストレスとして身体に現れるのです。
友人のmさんは日常的に胃痛に悩まされていました。
「新しい仕事を任されて緊張の毎日だったんだよね。休日も休憩時間も仕事のことばっかり考えて、休むってことが悪いことみたく思ってたんだ」
mさんの場合は、仕事への緊張というストレスが胃痛という形で現れたそうです。
これらの症状は人それぞれ異なります。
身体の不調が続く場合、ストレスが原因かもしれません。
デメリット5:仕事を辞めたくなる
ストレスを我慢することによるデメリットその5は、仕事を辞めたくなってしまうことです。
ここまで来ると、かなりのストレスがあなたにかかっている証拠です。
普通に過ごしている間は、「辞めたい」なんて考えませんよね。
まずは何が自分にそう言わせるのかを考えてみましょう。
上司か、人間関係か、周囲の環境か、さまざまな理由があるはずです。
それを誰かに相談できたらよいですが、会社内のホットラインなどもあるはずです。
「辞めたい」と思うのは、いくつものストレスがいつの間にか溜まっていった末に起きる感情です。
日々、ストレス発散できることを見つけることが大事です。
まとめ
今回は仕事でのストレスを我慢することのデメリットを5つ紹介してきました。
・デメリット1:集中力が無くなる
・デメリット2:やりがいを感じなくなる
・デメリット3:今までできていたことができなくなる
・デメリット4:体調が悪くなる
・デメリット5:仕事を辞めたくなる
ストレスを改善するには、食事に気を付けたり睡眠をしっかりととることが大事です。
ですがさらに大切なことは、誰かとそのことについて話すことです。
話すことでリラクゼーション効果も見込めます。とにかく自分で抱え込む前に、誰かに話してみましょう。