能代市議会3月定例会・一般質問1日目
2022/02/28 08時
本日2/28は能代市議会3月定例会一般質問の初日です。(今回は3/1までの2日間)
同僚議員の質問は自身の学びの場として大変重宝しています。質問の意図、必要性、緊急性、将来性等々から、自分のフィルターと比較しつつ、それら質問に対し当局がどのような答弁をするものか関心を持って拝聴しています。
初日の質問の中で伊藤洋文議員のやりとりが気になったのでメモとしてご紹介します。
以下、佐藤解釈が含まれているため、正確ではない可能性アリ。
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■天空の不夜城について
(伊藤議員)構想から約10年が経過し、何を根拠にどう評価するか。また収蔵庫の整備をどう考えているか。
(市長)指標となるものがないため効果は測れないが交流人口への波及とシビックプライド(?)の効果はあると認識。収蔵庫については通年観光としての期待はあるものの、運行等課題も多いのも事実。課題整理が先。
○佐藤所感:私も以前、天空の不夜城については『仕切り直し』を提言致しました。私も支援する立場として運行の見直しや明確な効果測定の指標、コロナ後の観光をどう組み立てていくか改めて見直しの時期と感じます。
■洋上風力発電事業の地元還元について
(伊藤議員)地域還元事業案は企業から示されているが、その後の具体的な利活用についてなんら進んでいないのでは。
(市長)固定資産税収入の仮見込みでは20年で約40億円となる。花火やバスケアカデミーへの支援などの実績もあるが今後も協議したい。
(伊藤議員)しっかりと取り組みたいメニューを示し、具体的な事業への落とし込みが急務。
○佐藤所感:伊藤議員は港湾区域分の洋上風力発電事業の還元分を語られていますが、質問の意図としては、更にその先の一般海域分の地元還元をどう考えていくかが本旨であったと思います。港湾区域で約40億となると一般海域では、いったいどれほどになるのか。5倍?10倍?
つい先日は三菱商事より大規模な地域貢献案が示されたばかりであります。確保した自主財源をいかに地域に還元していくか、次の能代市の大きな課題です。
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他にも気になった質問がありましたが、のちほど別記事でメモを残したいと思います。明日はいよいよ最後の一般質問。最後までしっかりと『これから』の能代に必要な政策を提言していきます。