わたしの自慢の会派『希望』について
2022/03/20 08時
能代市議会で私は会派『希望』に8年間在籍いたしました。
初めて市議会議員となり会派結成を探る中で、安井和則議員と武田正廣議員と3名でスタートしました。
その後、会派『よねしろ』から、伊藤洋文議員、菅原隆文議員が加わり、以降は5名での活動を続け参りました。
当会派では私は親子ほど歳の離れた人生の先輩に囲まれ、これまでの能代市議会の歴史や議員の在り方、制度などを丁寧にご指導頂き、充実した議員生活を送ることが出来ました。
普段は個々の議員活動を基本としますが、定例会などの開会中は会派内での活動が基本となります。ここで委員会間での調整、課題整理、これまでの取扱など、個人では知り得ない情報のやりとりがあるため視野を広げることが出来、いつも学び多き時間でありました。
ここに僭越ながら我が会派『希望』の同僚議員を紹介いたします。
いつも私の味方でいてくれた皆様です。
===写真左から===
■菅原隆文議員
令和2年度〜3年の議長。議長就任以前は毎定例会欠かさず一般質問を行い、私も質疑の構成やお題選定に大いに参考とさせていただきました。議会改革にも理解が有り、提案したほとんどに賛同して頂き、これからの時代を見据えた的確な判断、助言をいただくことが多かったです。洋上風力に精通し推進に向けた勉強会も熱心でありました。また積極的にSNSを活用し議会のようすを発信してくださいました。歌とユーモアが好きな尊敬する先輩です。
■安井和則議員
会派結成時より会派会長を務めるリーダー。主に会派間調整に努めていただき、難儀な交渉事も実現していただきました。条例制定まで時間を要した議会基本条例ですが、落とし所の調整など事実上、安井会長のお陰で制定に至ったと感じております。全県各地、全国にも顔が広く頼れる兄貴分的存在です。もし次期改選で新人議員が当選したら、真っ先に預けたい、学んでもらいたい存在です。新人議員予定者のみなさん、安井和則議員に相談してください笑
■伊藤洋文議員
地域経済への造形が深く、市民からの情報が多方から集まる方です。プライベートでも市民手作りのミュージカルを長年開催し、いつも立ち見が出るほど大盛況の公演です。題材も地域ならではの歴史に着目し、見る者に能代の歴史を再認識させたと思います。また中心市街地活性化への思いも強いほか、社会福祉の充実にも力をいれています。私の理想とする政治感と同調するものがあり、大いに学んでおります。まさにバランス間感を持った体現者。今期限りで市議は勇退されますが待望論も根強い人格者です。
■武田正廣議員
平成28年度〜29年の議長。会派希望の政策通として、また30年を超える議員経験から私自身の政治判断をする際に大いに参考とさせていただきました。現在は幼稚園延長としての顔もあり幼児教育分野について多くを学びました。またかつては建設土木関連にも従事していたため、高専卒の私と土木トークに花が咲いたものです。議会の基本的な流れや慣行を教えて頂きながらも、おかなし例には遠慮なく質問してきました。私のぼやっとした政策が最後に引き締まった提案となった背景には武田議員からの助言があることは間違いないです。
4名の皆様はいずれも監査委員を歴任され、それぞれ各委員長や議長等を経験されました。
私は発言の機会が少なくなるので役職に就くことを拒んでおりましたが、役職につくことでしか知り得ないことがあったと今では反省しています。
8年間すばらしい先輩議員と同じ会派を組めたことは、この上ない幸せでした。
時に冗談を、時に喧々諤々の議論をし、会派間調整、議運交渉、人事交渉等、多くの壁を共の乗り越えてきました。
改選後の能代市議会にも会派『希望』が存続し、新たな面々で積極的な提案提言を継続していただくことを期待しております。
なお国政政党『希望の党』とは一切関係なく、こちらが先に命名したことを付け加えておきます笑。
先輩議員の皆様に失礼な表現があればお詫び申し上げます。